2017.12.01
【整形外科】ロコモティブシンドロームについて
「骨」「関節」「筋肉」などの運動器の働きが加齢によって衰えていくと、
立つ、歩く、走る、登るといった日常生活に必要とされる運動機能が低下し、
介護が必要な状態になる危険性が高くなります。
このような運動器の機能が低下した状態を
「運動器症候群=ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)」と呼びます。
ロコモティブシンドロームの症状としては、
- ●膝関節の変形や痛み
- ●腰の痛みや足のしびれ
- ●筋力の低下
- ●バランス能力の低下
- ●軽微な外傷で生じる骨折
などが起こります。
一つでも症状の当てはまる方は、レントゲン検査、MRI検査、骨密度検査などによりロコモティブシンドロームの正確な評価をおすすめします。当院ロコモ外来では「ロコモ度テスト」も行っておりますのでご相談下さい。
自立した健康な状態で日常生活を送れる期間を「健康寿命」と呼びます。自分に必要なロコモ対策をしっかり行い、健康寿命を延ばしましょう。